いくらの醤油漬け プチプチとした食感のいくら
いくら
鮭は生まれてから、広い海へ出て大冒険をしてから、いくらという卵を抱えて3年後に帰ってきます。産卵をする秋鮭からの恵みのいくらは、ぷっちぷちな食感が最高に旨い。いくらの多くは、醤油漬けのいくらですが、北海道の漁師たちは、塩漬けした塩いくらも作ったりしています。塩いくらは醤油漬けに比べて、海の自然の味で、さっぱりとした味わいが特徴的です。
水揚げされた新鮮な鮭から、卵をとりだして網を使いながら、ゆっくり丁寧に一粒一粒バラバラにしていき、粒を壊さないように丁寧に扱いながら味付けをしていきます。いつもはパクパク食べるだけですが、いくらになるまでの工程を知ると、ほんとに手間暇をかけないと作れない海の宝石箱だという事に気づきます。